夫は雰囲気に流されやすい人で、女性の誘惑にすぐに負けそうで出張に行くたびにとても不安になります。私は夫にとても尽くしていますが、夫が不倫するのではないかとても怖いです。
普通は夫が出張に行くと、妻は「ちゃんとご飯は食べているのか、仕事はうまくいっているのか」を心配します。しかし、外傷トラウマを抱えた妻たちはそのようなことには関心がありません。「女に会っているのではないか、女の誘惑があるのではないか」と不倫と関連するものだけを考えるようになります。
夫が出張に行ったのに不倫するのではないか不安で心配になるとすれば、妻にはすでに夫の不倫による外傷トラウマができているという意味です。このような疑いと不安は、結局は自分自身の心理をさらに崩しているだけの結果をもたらします。
だからといって夫を出張に行かせないこともできず、また出張に行かないからと言って不倫をしないわけでもありません。現在は夫が不倫をしていなくても一度発生した関係依存はいつどこで再発するか分からないものです。
今の奥さん自ら自分の心理を悪化させているようなものです。
夫がそうさせたのではなく、奥さん自身の外傷トラウマによって自分自身を崩しているのです。
夫はすでに関係依存であり心理二つが障害が発生している状態です。今の状態で夫をどうしようかと考えるのではなく、奥さんの外傷トラウマを治療して健康な心理に回復されたときに、夫の過ちについては償わせなければなりません。
奥さんは今外傷トラウマを抱えている状態なので何を考えてもすべて不倫と関連づけて考えてしまう現象が起こります。
それで夫の不倫がしようがしまいが関係なく不安を感じてに日常生活が難しくなります。このような状況が繰り返されると「もういい、私は最善を尽くした」と考えるようになり夫婦関係を放棄する結果をもたらします。
奥さんは今まで自分の外傷トラウマを大きくしており、疑いと不安を感じながら生きたくはないから何か努力をしようとしていますが、その努力が自分の人生の不幸の方向に導いているということを知らなければなりません。
外傷トラウマが悪化して心理が一つ一つ障害になると、もう不安も痛みも感じなくなる傷解離現象が起こります。そして本人は楽しく幸せだと感じるようになりますが、自分の外傷トラウマの大きさだけ他人を苦しめながらそれが本人の幸せだと感じる人に変わり、歪んだ不幸な人生を歩むようになります。したがってそれ以上外傷トラウマを大きくせずに本当の幸福な人生に方向転換するようにしてください。ご参考ください。