夫が不倫していることを知りました。しかし特に何とも思いません。どうしてですか?夫との関係も普段と変わらぬ生活をしています。問題があるのでしょうか。
夫の不倫を知っても何とも思わない場合があります。
・日頃、夫の不倫もあり得ると考えながら暮らしてきた場合
・男は不倫することもあるという観念をもって生きてきた場合
・子供たちに執着して夫はお金だけを渡してくれればいい存在だと考える場合
・妻自身が他の対象(勉強、趣味、運動、仕事など)に依存していて夫に関心がない場合
・妻自身が不倫している場合
つまり妻自身が他のことに関心が向かっている場合です。
この場合、旦那さんも奥さんも深刻な状態です。奥さんは旦那さんの不倫に対して何とも思わないから大丈夫だと考えるのではなく、どこから歯車が狂っているのか早く探して、回復させるべきです。
どんな理由からかは分かりませんが、旦那の不倫以前に奥さんには強力なトラウマがあるのです。そのトラウマを治療することが求められます。
心に痛みを感じる人は、自分で痛みを感じているから治療のことも考えるようになります。しかし本当は痛まなければならない状況なのに痛みを感じないとすれば、すでに大きな心の傷が自分の中にあるということです。傷が大きくなって限界を超えると痛みも感じられなくなります。
多くの妻たちは、夫が不倫をして外傷トラウマが発生しても、努力すれば大丈夫になるだろう、時間が経てば大丈夫になるだろうと安易に考えて、今の奥さんのような心理状態にまで発展することもあり、妻本人が不倫をするケースも茶飯事にあります。
心の傷(トラウマ)の治療は、不倫した人は差し置いて、妻自身の幸福、子供たちの幸福のために必ず必要なものです。この事実を知らないがゆえに、妻たちの不倫が増え、子供たちの人生までもを崩していく結果を招くのです。ご参考ください。