夫の不倫事実を知りました。夫と不倫女は数十年前から知っている人です。数十年間一人の女と会って別れてを2度繰り返して3度目に私にバレました。この人たちは愛ではありませんか。愛ではないなら家庭に戻ってくる可能性がありますか。夫は愛だと言います。今夫は家にはいますが、その女とも続いています。どうすればいいですか?
不倫は心理障害であり、夫は不倫女の反応に依存された関係依存です。
そして不倫女は夫に関心を受けることに依存された関係依存です。
不倫は心理障害であり、そこに愛は存在しません。
もし愛だとすれば自分の子供にも不倫は愛だと言いながら勧めることができますか。
したがって心理障害を愛だと考えてはいけません。
愛には良い側面(喜、楽)ばかりがあるのではありません。喜怒哀楽を共にできる人が真の愛です。
今は夫に何かをしようとはしないでください。心理障害の夫は自分を治療する能力がないから不倫は繰り返されます。夫にとって不倫女は性的な遊び相手にすぎません。不倫女の性的、体の反応に依存されているのです。
依存というものはストレスが生じると、これを直ちに解消しようとする強迫が生まれます。このストレスが解決されないと不安になり焦燥感を感じて、何とかしてストレスを処理しようとするのですが、このとき不倫女の反応によってストレスが処理されたときにようやくほっとできる気分になれる現象です。
特定の対象を行ったときに安心できる関係依存は、人間関係である異性関係に問題が起こったものです。人間関係以外の部分には正常心理がはたらいているから特に問題がありません。
ストレス、強迫、不安が作用しているものを愛だと考えることは錯覚であり心理が歪んでいます。
女性の場合は依存になるまでには期間がかかりますが、男はそうではありません。一瞬で関係依存に陥ります。
妻が自分の外傷トラウマを治療することは考えずに、夫が治療されることを望むなら、妻も夫も治療されずに苦痛の中で生きていくことになります。
まずは心理的に苦痛を感じている妻が先に外傷トラウマを治療しなければなりません。
その後で不倫をしている夫であれ不倫女であれ、彼らに対処をしても遅くありません。