夫が不倫をして腹いせに私も不倫をし、関係依存に陥っていました。
治療教育を受けながら自分の関係依存を治療するために努力していた本当に苦痛の日々、
不倫がなぜ心理障害なのか頭では理解ができても、それでも自分の心の置き場がなく彷徨っていました。
「不倫する配偶者を恨んだり憎む必要がない、不倫自体が天罰を受けているのだから」と話された理由がやっと分かるようになりました。
自分が飲んでいる水が泥水だということも知らずに喉の渇きのせいでごくごく飲んでいました。自分の体と心が死に向かっていることも知らずに。
今も得体の知らない何かに未練が残り、心の完全な落ち着きは得ていませんが、
少なくとも自分が何に向かって生きなければならないのは分かるようになりますた。
外傷トラウマだけでも治療が大変なのに、
自分の手で関係依存にまで陥ってしまい、すべてを諦めたくなったときもたくさんありましたが、
今は子供たちだけが私が幸福にならなければならない理由です。
それでも今は泥水ではなく清水を飲む幸福な人生を考えられるようになっただけでも自分を褒めてあげたいです。完治するまで何があっても努力を続けるつもりです。
<日本心理教育院の返答>
そうです。不倫自体が天罰です。不倫は重度心理障害の関係依存が原因であり、関係依存というのは自分が依存している関係(不倫)以外のすべての人間関係を破壊しながら、自分の楽しさ、快楽を手に入れるために本当に大切な人間関係の人々に苦痛与える人生を生きているので、それ自体が天罰だと言わざるを得ません。
多くの妻たちは夫の不倫を疑ったり、不倫が発覚されたときに外傷トラウマの苦痛を感じるようになります。このときに自分が苦痛を受けた分だけ補償を受けたいという補償心理がはたらき、自分が不倫をしたり、衝動買いをしたり、自分に快楽(楽しさ)を与える趣味を始めたりしながら自分の人生を崩していきます。いとも簡単に自分が今まで成し遂げたもの(家庭、子供、仕事など)を崩していく人生を生きるように方向転換するのです。
しかし○○さんのように「何かがおかしい、これは違う」と自分が不幸に向かっていることに気付き、補償心理による生き方をやめ、自分を治療するケースはあまりありません。
配偶者の不倫によって外傷トラウマが発生した人が10,000人いるとすれば、治療をせずに不幸の人生を生きる選択をする人が9,999人であり、治療をして幸福な人生に転換する人は1人くらいです。つまり外傷トラウマが発生してから幸福に生きられる可能性は0.001%だと見ることができます。とても多くの人たちが配偶者の不倫によって不幸な人生を生きているのです。
また配偶者の不倫によって外傷トラウマが発生した人が1,000,000人いるとすれば、補償心理によって自分のすべて崩して天罰を受けながら生きる人が999,999人であり、自分の過ちに気付き自分を治療して幸福に転換する人は1人くらいです。つまり○○さんは0.00001%の一人なのです。
○○さんがどれほど危険な状態から自分の人生と子供を守ったのか理解いただけたと思います。
外傷トラウマと関係依存を治療する過程はもちろん大変な過程ですが、○○さんに意志をもたせてくれる存在である子供たちがおり、○○さん自身も完治への切なる思いがあります。
自分の幸福な人生のためにこのような選択をして大変な道を進んでいる○○さん自身を本当に誇りに思ってください。
人間は誰もが過ちを犯すときがあります。このときに自分の過ちを正当化して誤った人生に進むのは深刻な問題です。自分の過ちに気付き、その過ちを正す努力をして、二度と同じ過ちを繰り返さないようにする人だけに幸福になれる権利があるのです。
これからも初心を忘れず、幸せな未来を想像しながら治療の努力を継続してください。幸せな笑顔を浮かべる日は必ずきます。頑張ってください。
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