夫が浮気をしてから口論が増えました。浮気は男の世界なのかと思っています。夫は自分はまだましなほうだと言いながら他の男たちの不倫についても詳しく話してきます。私は夫への疑いが消えずに薬も服用しています。この夫の心理について知りたいです。
夫は心理障害である関係依存にいますが、たまに本心で「悪かった、二度と浮気はしない」と言うこともあります。しかしその瞬間だけは本心かも知れませんが、時間が経つとまた相姦女に会いにいきます。これは男の世界だからではなく、関係依存だからする行動です。男だからといって皆が不倫をするわけでもなければ、妻も自分が苦痛だからといって皆が不倫に走るのでもありません。
結婚後に不倫をすることが男の世界だから、それが不倫の原因になるとすれば、夫婦仲が悪いのも不倫の原因だからみんな不倫をしなければなりませんし、セックスレスも不倫の原因だからセックスレス夫婦はみんな不倫をしなければならないという理屈になります。しかし男だからみんな不倫をするのでもなければ、夫婦仲が悪い夫がみんな不倫をするのでもありません。またセックスレスの夫がみんな不倫をするのでもありません。不倫の原因はそのような表面上の口実が原因なのではなく、心理障害である関係依存が原因です。
もちろん男の世界を女が知ることは不可能です。なぜなら女は生まれて死ぬ日まで男の心をもって生きることはできないからです。男も同様に死ぬ日まで女の感情を感じることは不可能です。したがって男の世界を知ることは不可能であり、知る必要もありません。唯一自分の感情が一番重要です。
関係依存の夫は治療されない限り、自分の不倫によって妻が感じる感情と苦痛を知ることはできません。
すでに心理障害にいる夫の心理について知る理由もありません。夫の話や行動に妻自身が振り回されているということは、自分の外傷トラウマが悪化しているという意味です。
外傷トラウマは一生をとおして作用し続け、最後はすべてを放棄するようになります。自分の外傷トラウマを悪化させている時間がもったいないとは思いませんか?
妻が先に治療をして回復して幸福能力をつけたあとで、夫が自ら自分の問題に気付く環境をつくることが重要です。その環境は夫を説得させて理解させるからといってつくられるものではありません。