夫婦仲が良い人が浮気をするのはどうしてですか。

不倫は重度心理障害の関係依存が原因です。 夫婦間の問題、セックスの問題、愛の問題、その他の問題が原因で不倫をするのではありません。

この重度心理障害の関係依存はある日突然発生するものです。

それで、夫婦仲が良かった人も不倫をしますし、夫婦仲が悪かった人も不倫をします。また夫婦間の性関係が多かった人も不倫をしますし、セックスレスの夫婦も不倫をします。配偶者を愛していても不倫をしますし、愛していなくても不倫をします。つまり、夫婦間の問題、性の問題、愛の問題によって不倫をするのではないということを知らなければなりません。

しかし重度心理障害の関係依存が発生した人たちは、自分の不倫を合理化するために夫婦間の問題、性の問題、愛の問題など云々しながら、そこに原因があったと話します。そして不倫された人も重度心理障害の関係依存についてはまったく知らないために、不倫した人の話を信じてしまいます。その結果不倫された人も配偶者は夫婦間の問題、性の問題、愛の問題などがあったから不倫をしたと信じるのです。

もっと深刻なのは、多くの専門家やカウンセラーたちも不倫の原因を夫婦間に問題、性の問題、愛の問題から探していますが、これは関係依存の人たちを代弁しているにすぎません。

重度心理障害の関係依存の人たちが話すことを真実だと断定すると、果たして治療は可能なのでしょうか。

正確な原因と本質を知らない限り、不倫問題を解決することは不可能です。それで、夫婦間の問題を改善しようとし、性の問題を改善しようとし、愛の問題を改善しようと努力しながら不幸な人生を生きるしかなく、専門家やカウンセラーたちは依頼者に不幸な人生を生きるように導いているのです。

不倫の原因を夫婦間の問題、性の問題、愛の問題などと確信すると、重度心理障害の関係依存は悪化され、相手配偶者の外傷トラウマも悪化されて、最終的には治療が不可能な最悪の心理障害にさせてしまいます。

もう一つ知らなければならないことがあります。

既婚者の不倫を浮気と表現することもたくさんありますが、浮気と不倫は異なる概念です。浮気は単にストレスと傷によって現われる現象として恋愛しているときに相手が浮気をしたからといって、その相手に関係依存や自分に外傷トラウマが発生するのではありません。浮気は心理障害ではないのです。

しかし関係依存は重度の心理障害であり、配偶者に発生した外傷トラウマは重度の心理障害寸前の危機状態です。不倫と浮気の本質についても知らないので、関係依存と外傷トラウマがどれほど危険なものなのかも知らず、治療しなければならないという概念もなく、多くの人が不倫によって心理を悪化させたまま生きているのが現状です。そしてそのような人たちによって一番大きな被害を被っているのがそのような親の下で育つ子供たちです。