夫の不倫を知ってから、私がストレスを受けると物を投げたり怒鳴りつけるようになりました。暴力的に変わった自分がいます。

相談者が以前と異なる行動をするようになったのは外傷トラウマが原因です。

外傷トラウマがないときは、すべてをポジティブに受け入れた人でも、夫の不倫で外傷トラウマが発生すると、思考の基準が外傷トラウマベースの基準に変わるためにすべてをネガティブに受け入れるようになります。

夫の不倫は重度の心理障害である関係依存によるものです。夫の思考も歪んでいて夫の言葉と行動と表情は正常心理から現れるのもではありません。特に夫が不倫の原因を妻にせいにすると、妻のネガティブな表現が最大化されます。

そのため、夫が不倫をしたなら妻は無条件に夫への関心を断って外傷トラウマを治療しなければなりません。現在妻が持っている思考基準が外傷トラウマの思考基準であるために、歪んだ夫の言葉と行動により敏感に反応するようになります。

正常ではない夫の言葉と行動に怒りと傷を表現するのは極めて正常な行動です。しかし、妻がこのように傷を表現すると、関係依存の夫は強力なストレスを受けるため、関係依存がさらに悪化します。 こうなると、夫の悪化された関係依存による表現と、妻の外傷トラウマによる表現によってお互いの心理はますます悪化していきます。

外傷トラウマが悪化されると、大きくなった傷の苦痛に自分も耐えることができなくなり、その傷に蓋をするために男の関心が必要になり、最悪の関係依存が発生します。そうなる瞬間家庭は破壊されることになります。

夫の不倫によって外傷トラウマが悪化されると些細なストレスにも耐えられずにヒステリーの症状が現れますが、相談者が夫に対して物を投げたり怒鳴りつけるのはヒステリーの症状です。ヒステリーが悪化する前にすぐに外傷トラウマを治療しなければなりません。