妻が不倫しています。不倫相手は妻の会社の社長で、既婚者です。妻は僕が知っていることは知らずに残業だと言いながら遅く帰宅する日も多く、出張だと言いながら泊まってくることもあります。二人で何をしているのかは明らかなのでとても苦しいです。今は妻と不倫相手をどう懲らしめようか、それしか考えていません。

妻は重度の心理障害である関係依存です。職場の社長の言葉と行動を自分への関心だと感じるときに、突如その関心に依存する関心依存が発生したのです。不倫相手は妻の会社の社長です。それで夫よりもかっこよく見えて、給料もくれて、慰めや労いもしてもらって、関心を与えてくれているためにとても危険が状態です。妻の不倫の場合、その相手が会社の上司や社長との不倫はとても深刻な状態です。

夫には自分の不倫を気付かれていないと思っており、夫も家庭が壊れるのを恐れて何もできずにいる状態です。

妻の不倫事実を知ると、多くの夫たちは自分が人生の敗北者だと感じます。これが外傷トラウマによって現れる現象の一つです。ここでもし不倫相手が自分よりも劣っている判断されると直ちに不倫相手を攻撃するケースもたくさんあります。

妻が遅く帰宅してり外泊もしているのに、夫が何もできない理由は、妻に何かを言った瞬間、家庭が壊れることを恐れているからです。そうしているうちに夫の外傷トラウマは徐々に大きくなり、妻と不倫相手をどう懲らしめようかを考えるようになります。心理的な敗北者が勝者に勝つ唯一の方法は相手に危害を与える方法しかないと、外傷トラウマによってそのように考えるようになります。

今、外傷トラウマを抱えている夫は、ご自身と家庭を回復させる方向に考えるのではなく、家庭も妻もご自身も破壊させる方向に考えています。このような場合は事件事故が起こることもあるのです。これは外傷トラウマがそうさせています。

今が大変苦しい状態であることは十分に理解できますが、ご自身と子供たちのためには夫がしっかりしないといけません。夫の外傷トラウマは直ちに治療しなければなりません。

夫の外傷トラウマが治療されはじめると、相手を懲らしめようとする考えはしなくなります。治療がされると心理的な安定を取り戻すようになりますが、心理をまずは安定させてから、夫自身と子供たちを保護できる力をつけ、その後で妻と不倫相手をどうするかを考えて判断しても遅くありません。

今は自分が人生の敗北者のように感じられますが、外傷トラウマが治療されると夫こそが勝者だということが分かるようになります。まずは夫自身を治療しながら心理を回復させて、これからどうするのかについて考えることになりますが、このときに妻は保護しなければなりません。妻は関係依存という心理が病気にかかっている状態です。不倫相手は攻撃しますが、妻は攻撃せずに保護することが重要です。

外傷トラウマを治療して不倫相手を攻撃するときは徹底的に攻撃するべきです。夫が敗北者になってはならないからです。夫が敗北者になると夫自身の人生だけではなく、子供たちの人生も崩れ、心理が病気になっている妻の人生も崩れていきます。家族を守れる力があるのは夫しかいません。

したがって真っ先にすべきことは外傷トラウマを治療することです。その後で家庭を保護できる力をつけてから、不倫相手には罪を償わせ処罰することが、この問題を解決する順序です。必ずこの順番で進めていかなければなりません。

夫が外傷トラウマを治療して不倫相手に罪を償わせるとき、その相手は失うものがとても多いです。会社も、お金も、家庭も、他の人間関係も失うことになります。失うものが多い不倫相手の敗北は明白なものです。

今の夫はご自身と家庭を失う可能性があるために、まずは自分を治療して家庭を保護できる能力をつけることが何よりも重要です。その後で妻を保護しながら不倫相手を攻撃するようにしてください。

外傷トラウマを抱えたまま、不倫相手を攻撃すると、不倫相手よりも先に自分が崩れ、すべてを失うことになり、不倫相手が勝者になります。それで外傷トラウマの治療以外の方法だと夫のすべてが崩れていく結果になります。以上のことをご参考ください。