私が5年前に不倫をして紆余曲折はありましたが、夫と一緒に暮らしています。それが最近夫が不倫していたことを知り怒り心頭です。夫は5年前の私の不倫に触れながら別居を求めています。

奥さんは5年前に重度の心理障害の関係依存が発生し、治療されないまま夫と何とか暮らしてきました。問題は夫からの関心が入ってこないと、いつ関係依存が再発するか分からないということです。

夫には5年前に外傷トラウマが発生しています。5年間何とか一緒に暮らしてはいますが、おそらく日常的な会話しかしていないでしょう。関係依存の人と外傷トラウマを抱えた人が一緒に暮らしていくためには、人間関係に関する話は排除して会話をしなければならないのでお互い話できるものはそれほど多くないからです。

夫は外傷トラウマが治療されずに徐々に大きくなっている状態で女性によって反応が認識されると、夫の不倫が発生します。ここで夫は外傷トラウマを抱えた状態で関係依存に陥ったのではありません。外傷トラウマ(心理３つが問題)から心理障害(心理3つが障害)になったため、心理が完全に崩れている状態です。心理がすべて崩れた状態に不倫が含まれているだけなのです。

夫は外傷トラウマが悪化して心理３つすべてが崩れてしまいました。奥さんも関係依存の状態で外傷トラウマが発生しているので、一般の外傷トラウマよりも強力なトラウマです。なので強力な怒りが発生して自分でも耐えることができなくなるのです。

夫も一般的な関係依存ではなく、外傷トラウマから心理障害に進展したので、心理３つ(認識、記憶、表現)がすべて障害です。一般的な関係依存は心理２つ(認識、表現)が障害です。そのために記憶までもが歪曲された記憶に変わり、些細なストレスに耐えられないというレベルではなく、ストレスが認識されるとすべてを捨てようとします。それで妻がストレスとして感じるレベルではなく、ストレスの妻を捨てようとする現象が起こります。また心理３つが障害の状態でストレスを感じると、自分の考えに確固たる確信をもって自己合理化も強化されます。

今は夫の状態を正確に知ることが重要です。夫の関係依存は一般の関係依存よりも数十倍～数百倍悪化されたものです。それでまず奥さん自身を保護することが重要です。

奥さんも心理３つがすべて障害になる危機状態です。すでに奥さんも関係依存によって心理２つが障害の状態ですが、外傷トラウマによって残りの一つの心理まで障害になる危機状態です。すでに２つの心理が障害なので３つとも障害になるのは時間の問題です。なので奥さん自身が真っ先に自分を治療して心理を回復させなければなりません。

奥さんの心理を治療して奥さん自身と子供たちを保護して幸福状態に転換しなければなりません。この治療には奥さんの関係依存の治療も含まれます。その後で夫に治療の機会を与えてください。その機会を掴むのか掴まないのは夫自身が判断して選択するものです。夫が機会を掴まないからといって奥さんと子供たちの人生までもが崩されることがあってはなりません。

今のケースのように外傷トラウマを抱えた状態で関係依存が発生すると、もう人間としての幸福を取り戻す可能性は１０%にも及びません。５年前に蓋をした爆弾が今になって爆発したのです。家庭すべてを崩してはなりませんので、奥さんが早く心理治療をして自分と子供たちを保護できるようにしてください。ご参考ください。