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[夫の不倫] 夫に怒りをぶつけ、今は夫が離婚を要求しています。

作成者 不倫・浮気トラウマ治療(ip:)

作成日 2021-09-25

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内容



仕事上2か月くらい家を空けていました。家に戻って夫が不倫をしていたことを知り、夫に怒りをぶつけました。周りの人が子供までもが夫の不倫をばらしました。そのときは私の行動が軽率だったと思っていますが、今は夫が離婚を要求しています。でも私は離婚したくありません。

 

旦那さんの不倫を知るとその瞬間、怒り心頭に発してそのまま怒りを露わにして、後になって自分の行動が軽率だったと自分を責める方がいます。この場合は配偶者の不倫によってできた外傷トラウマによって理性をなくして取った行動ですのでそれほど自分を責める必要はないと思います。

 

外傷トラウマが奥さんに感情がコントロールできなくしているので怒りをぶつけたのであり、旦那さんが謝罪をしました。しかし時間が経ってから旦那さんが離婚を求めているのは、もうそれ以上希望がないと判断したからです。

 

希望としうのは夫婦関係を回復して幸せに暮らしていけるという考えです。しかし周りの人や他の家族、子供までもが旦那さんの不倫事実を知っているので、旦那さんは一生をその不倫夫とレッテルが張られたまま生きていかなければならないという認識をもつようになります。

 

不倫をする夫は関係依存という心理障害ですが、心理障害の人は正常心理の人とは異なる思考をしています。最初は妻からのストレスを逃れるために、謝ることもあり、家を出ていくこともあります。開き直る人もいれば、暴力的になる人もいます。一般的に正常心理の人が考えるときは、謝る人は本当に反省しているように感じられて、開き直る人はまったく反省していないと感じられますが、謝るからと言って本当に自分の過ちを悟って反省しているのではなく、不倫した夫がどんな反応をしてもその根底にはストレスと逃れるためにする行動であって、表の反応で判断してはならないのです。旦那さんが離婚を求めている理由は、もう自分が戻る場所がなくなったと確信しているからです。

 

旦那さんが謝っているにも関わらず、奥さんの怒りがなくならないときは、ある日、「もういい、離婚しようと」と離婚に求めるケースはとてもたくさんあります。

 

 

奥さんの立場としては離婚したくて怒りを表出しているわけではなく、夫婦関係を回復して旦那さんと幸せになりたいから、怒るのですが、結果的には離婚の危機に晒されることになったのです。夫婦関係の回復を望まない人は怒りも感じません。しかし旦那さんの立場ではこのまま罪人のように生きていけないと自分を防御するために離婚を要求するようになります。

 

旦那さんはもう希望がないと感じています。自分の家族、家庭に対する希望です。

 

いま奥さんがすべきことはご自身に発生した外傷トラウマを治療することです。旦那さんがまた離婚の話をすると「考えて見る」と答えるくらいにしてご自身の外傷トラウマの治療のことを考えてください。奥さん自身がトラウマの感情ではなく、幸福の感情で生きていける能力をつけることが一番重要です。その後で子供たちを保護して、家庭を保護できるようになってから、旦那さんが戻ってこられる環境をつくってあげる必要があります。そうなってこそ、旦那さんも自分自身を振り返り、奥さんに対して本当の申し訳なさを感じるようになります。

 

不倫をする関係依存の旦那たちは、認識と表現に障害が起こっていますが、まだ記憶心理は正常にはたらいています。この正常な記憶心理をとおして回復されて家庭を見て、理性的な判断をするようになります。そのときに旦那さんの関係依存の治療も考えられる環境がつくられます。

 

もし旦那さんがこのように本当に反省をして、関係依存の治療するなら夫婦として幸福に生きていくことができます。旦那さんと離婚するか否かは治療された後で奥さんが判断して選択しても決して遅くありません。

 

今の奥さんは自分を責めながら旦那さんに振り回されている状態です。このままだと奥さんも離婚したくないから怒りながら旦那さんと喧嘩をしながらずっとこの状態が続きますが、離婚というものも慎重に考えなければならない問題です。離婚は決して簡単なことではないからです。またもし離婚するにしても奥さんの外傷トラウマは中で作用し続けて、それ以降の人間関係にも問題を起こします。

 

離婚したくないなら、真っ先に奥さんの外傷トラウマを治療して、家庭と子供を守れる能力をつけてから、旦那さんのことを考えるのが順序です。この順序でないと、夫婦関係も家庭も結局は破壊されることになりますが、奥さんの怒りの度合いのよってその時期が早くくるか、遅くくるかだけの問題です。

 

怒りを抱えている奥さんたちの旦那さんは二つのケースに分かれます。自分の情熱をすべてなくしたまま、奥さんに言われたことを奴隷のようにしながら暮らすか、離婚して自分の思い通して好き勝手に生きるがどちらかです。奥さんもこのような結果を望んでいるのではないと思います。

 

今怒りと苦痛を感じながら、離婚したくはないと考えているなら、奥さんには十分にすべてを回復させる力があるという意味です。ご自身のトラウマを治療して、家庭と子供を守りながら旦那さんにも治療の機会を与えることが今の問題を解決できる方法だということを参考にしてください。




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