妻が同じ不倫男との2度目の不倫が発覚されて2か月が経ちました。今は連絡を取っていないと言っており妻の携帯のパスワードも知っています。また不倫男の妻とも連絡を取って協力しています。最初はとても苦しくつらかったのですが、今は少し落ち着いています。でも妻がまた不倫男に連絡するかもしれないという不安が残っています。妻は家でショッピングばかりしており僕は無気力で憂鬱な状態です。

妻は不倫男の言葉、行動、そして妻に与える関心に依存している関係依存です。関係依存は本人がどんな努力をしても治療されるものではありません。しかし今の夫はただただ妻の不倫に対処をしてしるだけです。

最初に不倫が発覚されたときに夫は自分に発生した外傷トラウマを治療せずにいたので、妻の関係依存の治療も当然不可能です。関係依存を治療する前提条件となるのは相手配偶者の外傷トラウマが治療され健康な心理に回復できていることだからです。そして二度目の不倫にまた対処をしました。さらには不倫男の妻とも協力し合っています。

まずは夫の外傷トラウマが治療されていないので妻の関係依存の治療は不可能だということを知ってください。治療されていない関係依存は作用し続け、いつまた不倫が起こるか分かりません。

現在の妻はショッピングばかりしている状況です。関心依存状態なのでどこからか関心が入ってこないとならない心理状態ですが、ショッピングをとおして自分が求める関心を満たしている状態です。もしショッピングでも満足できなくなったときは家を出て行ったり離婚を求めてくる可能性も高いです。そうなると夫の大きくなった外傷トラウマもどのような形で現れるのか分かりません。まず夫の外傷トラウマを治療して健康な心理に回復させることが重要です。

夫の治療が進むにつれ妻にも治療を勧めることもできます。もちろん妻は治療を拒む可能性も高いです。治療を強要してもなりません。心理障害の人たちはみんな治療を拒みます。だから本人から治療のことを考えられるようにする環境をつくることが重要です。その環境というのが、夫の心理が健康に回復されている状態なのです。このような順序で解決してこそ不倫問題は解決されますが、不倫に対処ばかりしていると妻にも反発心が生まれて現在の状況から脱しようとします。

また不倫男の妻と協力するのも望ましくありません。そちらも外傷トラウマができた妻のほうが先に治療をしてこそ夫(不倫男)に治療を機会を与えることができるようになります。しかしそちらの奥さんにも対処することで協力しているので、外傷トラウマの治療が遅れています。対処を協力するのではなく、外傷トラウマの治療を勧めるほうが望ましいです。今のように協力し合っていると、夫にも関係依存が発生する可能性があります。協力している二人の心理状態は、いつでも関係依存が発生し得る心理状態です。ですから協力するのをやめて外傷トラウマの治療のことを考えてください。

今は夫婦が二人とも治療されていない状態なのでいつ爆発するか分からない爆弾を抱えて暮らしているようなものです。治療されていない状態で対処をすることは家庭を破壊させる方向に進むということを知って、妻にどうすれば良いのかの方法についてか夫が治療されると自ずと分かるようになります。ご参考ください。