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[夫の不倫] 夫の不倫日記を発見

作成者 不倫・浮気トラウマ治療(ip:)

作成日 2021-08-31

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内容



夫の不倫のすべての記録を見ました。憤りを感じてとても悔しいです。夫の自分の不倫の過程を綴ったノートを発見しました。不倫相手とのセックスまでもが詳細に書かれていました。これを読まなかったならこれほど苦しくはなかったと思います。今は夫に怒りをぶつけて、夫は謝っていますが、許すことができません。夫は離婚はしないと言っています。別居も考えていますが、気が狂いそうで死にそうなくらいに苦しいです。どうすれば良いか分かりません。助けてください。

 

まず信じていた自分の夫が不倫をしていた事実が分かると、多くの妻たちは「私の存在は一体何だろう?」「今までは結婚生活は何だっただろう」と自分の今までの人生すべてが吹っ飛んだような心理的な苦痛を感じます。これを不倫の外傷トラウマと呼んでいます。今の質問者は夫のノートを発見した瞬間、この不倫の外傷トラウマが発生していると言えます。

 

質問者はこの夫のノートを読んでいなかったなら今ほどの苦痛は感じないだろうと言っていますが、もちろん質問者のように不倫の詳細が分かったらショックを受けます。しかし具体的な内容は知らずに単に夫が不倫をしたという事実だけが発覚されても、同じような憤りを感じます。

 

詳細を知らないない場合はその詳細を知りたがり、詳細が分かるまで怒りを感じ続けるのです。自分が怒りを感じ悔しいと思って苦しい気持ちになるのは、詳細を知っても知らなくて同じだということです。

 

詳細が分からない時は「いつからなのか」「どれくらい付き合ったのか」「相手はどんな女なのか」その詳細を知るために絶えず夫に問い詰めますが、問い詰められた夫はあまり覚えていません。もちろん最初は多くの夫が白を切るのですが、問い詰められ続けるとあきらめで正直に答えようとしても覚えていないのです。「覚えていない」と言うと、妻は「うそをついている、そんなことあり得ない」と思うのですが、夫は本当に覚えていません。なぜなら彼は正常ではなく、心理障害だからです。関係依存という心理障害の特徴は、あまり記憶ができないということです。もちろん、その女と付き合ったことは記憶していますが、では何をしたのかと考えると、何をしたのか具体的には記憶にありません。もし彼女と旅行に行ったとすれば旅行に行ったことは記憶していても、旅行先で何をしたかなどは記憶にないのです。

 

もし妻側が追及をして、夫から何らかの話を聞いたとします。そしてこの夫の口から聞いた話は、妻の記憶の中に長く保存されることはありません。なぜなら全体として聞いたものではなく、部分的に聞いたものなので、記憶に長くは残りません。ところが、この質問者のように直接文を見たり、あるいはラインなどのメッセジーのやり取りを見たり、動画を見る人もいます。このように直接自分の目で見た場合は、長く記憶に残っているという特徴があります。そのために、このような人は何よりも優先してトラウマの治療が急務です。その理由は自分が耐えられないからです。夫が何を言っても、何をしても自分が見たものと結びつかれて疑いははどんどん膨らんでいきます。そしてこの膨らんだ疑いは自分の中に偽の傷を作ります。

 

偽の傷というのは、実際には幸せで良かった過去までもを傷に変えるという意味です。もし不倫によってできた傷が10個あるとすれば、このような現象によって数十万個の偽の傷が作られます。この偽の傷は治療の対象ではありません。文字や映像は、自分の記憶に刻み付けられるために、長く記憶されるのですが、それによって作られたしまった偽の傷をもとに戻さなければなりません。そして本当の傷は物事の本質を理解することによって解決されます。これが回復の意味です。

 

憤りを感じているということは、回復したい心の現れです。回復を望まないのであれば憤りや怒りも感じません。きっぱり関係を断ち切れば良いだけの話です。しかし離婚や別居を考えるということは、今がとても苦しいから、回避して忘れたいからです。しかし忘れたから傷がなくなるのではありません。傷がなくならずに死ぬまで自分の中ではたらき続けます。今、気が狂いそうになるほど苦痛を感じているとすれば、まずは精神科で薬物処方を受けて、薬物の力を借りて心理を落ち着かせるのも方法だと思います。そして気持ちが一時的に落ち着いたなら、その次は治療のことを考えなければなりません。

 

直接見た文と映像は聞いた話よりも長く記憶に残るという話をしましたが、映像よりも文のほうがより記憶の残ります。なぜなら文は自分で読んで自分で解釈して自分で保存する、つまり自分のもの化しているからです。映像の場合は、他人のもので、見たときにはもちろん苦痛ですが、通り過ぎるという感覚です。質問者はこれによってできた今の傷を無感情に変える必要があります。すでに起こった事実は変えることも不可能ですし、忘れてもいけません。しかし、その事実を思い出しても痛まないようにすることは可能です。思い出すだけでとても苦痛を感じさせた事実が思い出しても苦痛を感じなくなるのが無感情です。

 

もう一つ見ておきましょう。夫は些細なことまでもを記録に残していました。なぜ記録をしていたと思いますか?それは忘れるからです。自分がすぐに忘れて覚えられないために記録にまで残していますが、これがのちにものすごい結果をもたらすとういことについてはまったく考えていません。心理障害に入った人は、物事を自分の好きなように解釈して、自分が良ければ良しと、他人のことは全く考慮しません。自分のこういった言動が問題だということも認識できないのが心理障害です。

 

そして多くの妻たちはこのような心理障害の夫を攻めたり問い詰めたりしていますが、冷静に考えてみてください。今治療が必要なのは妻ですか、夫ですか?妻は今苦痛で大変な心理的痛みを感じています。夫は他人のことは考えずに、不倫をして楽しんでいたのですが、妻にばれてびっくりしてしばらく不倫が中断されているだけの状態です。誰の治療が必要だと思いますか?もちろん死ぬほど苦しい側の妻です。しかし多くの人は夫が不倫をしたから夫の治療が先だと言っています。夫に治療どうのこうの言う必要もありません。妻が治療をしないと、その結末は夫婦関係の悪化、最終的には離婚です。質問者は離婚したいから憤りを感じているのではありません。憤りの裏には回復したいと、夫にSOSを送っているのですが、残念ながら夫には妻を回復させる能力がありません。今の苦痛を、このような苦痛を与えた夫に何か仕返しをしたいのであれば、まず自分を回復したからその代償を払わせたり、責任を取らせるのが不倫問題の解決です。今は思考の中には怒りと傷でいっぱいですが、その怒りと傷をベースにして思考して下す判断は客観的で理性的であるはずありません。そのような判断は自分の人生を破壊させるものです。夫の治療はその先の話であります。

 

皆さんは夫婦は一心同体と思っているかも知れませんが、体と心が自分と一つの人は世の中いません。夫婦でも、異なる記憶と異なる思考を持って異なる生き方をしています。しかし夫婦だから同じように考えて同じように感じなかればならないと思い込んでいる人がたくさんいます。そうではなく夫婦とは、同じ方向、目標に向かって一緒に歩むという共通点があるからお互いに足りない部分は補いながら犠牲と献身をしながら一緒に歩むのであって、心と体が同一ということは決してあり得ないことです。この人間関係の本質も皆さんは知る必要があります。


 


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