治療レビューをホームページに掲載するのは初めてだ。

治療を始めてから書いた治療過程点検メールを最初からずっと読んでみたことがある。返事の文はいつも変わらないが、たまには「よくやっている」という賞賛と激励もあった。

こうやって文でみると、2年半という間に私に本当に多くの変化があったことを一目で分かった。笑う表情の練習をしながら泣いて、一人で食事をしている途中、悲しくて泣いて、道を歩いていると急に理由の分からないどっとあふれ出る熱い涙に戸惑ったこともあった時を覚えている。今は絞り出しても涙が出ないようだ。

津波級の感情変化という波に打たれて、痛みを感じながら治療課題をそのまま持続しているうちに、いつからか波は静まっていてた。だからといっていつも日差しいっぱいのいい日ばかりあるわけではない。時には癇癪ともどかしさが混じった曇りの日もある。そうするうちにまた平気で流れる鼻水を拭くように余裕のある自分を発見する。家族たちの傷の話が聞きたくないし、辛いし負担で避けた私, 今は笑いながら聞くことができ、慰めるのもできる私になっている。

全てがめちゃくちゃで、言葉では表現できない世の中で、最も大きな衝撃と苦痛を味わったが、一所懸命に意味を守りながら、うまく生きてきたことを気づき、そのような自分をなでながら、誇らしく思う。もっと成長する自分になるために努力することを願いながら2回目のレビューを書いてみる。