1.　治療以前の考え

問題を解決しようと数か月間、自分ができることはすべてをしました。

DV相談所、夫婦カウンセリング、周りの知人の助言など

手当たり次第に解決法を探していました。

少し大丈夫になったかのように感じても

すぐにトラウマによる苦痛に襲われました。

3か月後には不整脈、不眠症、うつ病、自殺衝動にも駆られました。

治療できるという言葉に借金をして費用を払い、

治療されないと死のうという思いで治療をはじめました。

2．治療過程での考え

最後だと思って選択をした自分に感謝の気持ちが湧いてきました。

この過程を共にしてくれた妻と娘にも

以前には感じられなかった感謝の気持ちが湧いてきました。

未来に対する不安と恐怖で苦しかった時間から

これから何が起こっても解決できると心に力がつきました。

3．治療を勧める理由

治療は本人の選択です。判断も選択も本人がするものです。

また自分を治療できるのも自分自身です。

心のメカニズムを学び自分で自分を治療すると幸福になれます。

治療をするかしないかは本人の選択ですが、

その選択によって本人と家族の幸福如何が変わります。

知らなかったがゆえに晒された危険な状態から家族を守り

理解できなかった幸福を見つけることができます。

4．裁判の結果

娘たちに拭えない傷を負わせたことに心が痛みます。

当時は最善だと考えてした言葉と行動が

子供たちを傷つけてしまい、とても後悔しています。

5．希望すること

キム・ボム先生に希望することは、

今までも最善を尽くして頑張って来られ、これからも最善を尽くされると信じてやみません。

点検のときに常に言ってくださって言葉ですが、

頑張ってください。僕も頑張ります。