夫の不倫は夫がストレスをヒーリングする過程で発生します。ストレスと遮断するために面白いもの楽しいものを探すのですが、この面白いもの楽しいものの対象が不倫女になったときに夫の不倫が発生します。

男は面白いもの楽しいものに没頭すると情熱が生まれます。こうなると何も面白くなく楽しくなかった無味乾燥していた世の中が楽しくなり、自分が生きているように感じ、それによって人生の価値が変化するようになります。このような情熱は歪曲された情熱です。

夫が会社で大変なストレスを受けました。明日でも辞表を出したいくらいの強力なストレスです。だからこのストレスを家に持ち込むわけにはいきません。外部でストレスを除去して帰宅しないと、このストレスが家族に向かいます。

妻が夫のストレスをヒーリングしてあげることもできますが、これにはお互いの条件が合う必要があります。

妻が夫の5つの感覚器官を刺激して良い気分を入れてあげることは可能です。しかし帰宅するなりイラついている夫に妻もすでの感情を損ねています。一方で夫は妻に対して無限責任があるために、自分の悪い気分をいちいち話すことはしません。このような条件下では夫のストレスは除去されません。それで外部でストレスを解消してヒーリングするしかありません。このストレスヒーリングの対象が女になると夫の不倫が発生します。

酒を飲むこと、登山に行くこと、ゲームをすることがもすべてストレスをヒーリング方法です。ストレスがいっぱいの状態で登山に行って、そこである女に出会い、山を下りてから一緒にビール一杯したとしましょう。偶然夫は不倫環境に晒されて女の反応にヒーリングされます。それまでに押さえつけていた圧迫感がなくなり、何だか解放されたように感じます。情熱が歪曲される瞬間です。

山で出会って女は美人でスタイルが良い必要はありません。ただ反応されしてくれる女ならいいのです。夫の情熱が歪曲されると不倫女がするすべての反応が自分のストレスをヒーリングしてくれているという錯覚に陥ります。認識に問題が起こり情熱が歪曲されるのです。

結局夫はストレスを感じると不倫女に会いにいきます。不倫女は夫のストレスをヒーリングする役割をしているのです。妻も子供がいる家で解消しなければならないストレスを不倫女がヒーリングしていい気分にさせてから家に送るわけです。

夫の不倫はこのようにストレスが原因です。夫に自分のストレスのヒーリングシステムがつくられると不倫は発生しません。