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[コラム] 配偶者の不倫を許した方

作成者 不倫・浮気トラウマ治療(ip:)

作成日 2021-08-25

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内容



不倫が発生すると不倫をした配偶者が本気で他の異性(不倫女または不倫男)を愛し、自分を捨てたと認識するから傷付き裏切られた気持ちで怒りを持つようになります。それで不倫男(不倫女)に対する怒りとともに様々なコンプレックスが加わって傷と裏切られた気持ちがより深くなります。

 

また、不倫が発覚されて、不倫をした配偶者がむしろ開き直る態度を取り、自分の不倫は相手配偶者に問題があって仕方ないことだったと言われると相手配偶者はより大きなコンプレックスと相手の気持ちが自分から離れたことに深刻な挫折感を覚えます。

 

このような状況になると誰もが離婚を考えますが、子供たちの養育問題、子供たちが受けることになる傷、経済的な問題、世間の目、性の問題などを考えながら離婚できない自分の立場を悲観するようになります。そして何とかして不倫をした配偶者を振り向かせるために努力をし、執着するようになり、口論やひどい喧嘩など怒りを表現するようになって夫婦関係はより悪化します。

 

最初は不倫をした配偶者が悪いと思っていても、もしかして自分のほうが悪かったかも知れないという考えでこれまで以上に配偶者に気を遣い、自分が頑張ると戻ってくると信じて以前よりも懸命に努力をしますが、不倫をした配偶者には全く変化もなく、場合によってはまた不倫を繰り返すこともあり、そうなると裏切られた気持ちと怒りはより大きくなって、もう配偶者のために頑張る努力を諦めるようになり、自分は最善を尽くしたと放棄することになります。

 

また何とかして問題を解決しようと周りの人たちに助言を求めたり、不倫をした配偶者に怒りをぶつけ喧嘩もしてみたり、怒りを爆発させたり、不倫調査をして相手の過ちをはっきりさせるために証拠を確保することもあります。

 

しかしこれらすべては無駄なことです。このような努力にもかかわらず配偶者は不倫をやめません。気を遣うこと、暴言や喧嘩、不倫調査をして証拠をつかむこと、その他色々な方法によって配偶者が仕方なく不倫を中断して許しを請い、これからは二度としないと約束をする場合も多くありますが、長続きしません。夫婦の問題は配偶者の不倫が問題ではなく、夫婦が一緒に努力することが重要ですが、一方的に不倫をした配偶者だけが悪いと責め込んで、不倫をした配偶者が仕方なく過ちに対する許しを請うことで不倫問題が一段落しても、必ず配偶者の不倫はまた起こります。そのときはより巧妙な方法で不倫をするようになるので発覚されないまま、相手配偶者は二度と不倫はしないと信じて暮らしていきます。

 

不倫が発生したとき、不倫をした配偶者を許す前に確認すべき内容は、第一に不倫の原因を正確に知らなければなりません。この不倫の原因は、夫婦問題であると同時に必ず解決しなければ配偶者の不倫は繰り返されるため、不倫問題を解決すると同時に不倫の原因も解決する必要があります。

 

第二に不倫をした配偶者が謝って許しを請うとき、本当に自分の過ちを悟って反省しているのかを知らなければなりません。なぜなら自分の不倫で離婚を望んでいない場合、家庭内に波風を立てたくない場合、自分の過ちを他の人に知られたくない場合など、自分が多くのストレスを受けることになりますが、このストレスから逃れるために嘘の許しを請う場合が多くあるからです。つまりその場しのぎのケースが多いのです。

 

不倫をした配偶者が謝ったから許して仲良くすればいいと考えることは、配偶者の不倫を黙認するようなものです。不倫をした配偶者は自分の過ちを正確に認識して悟らない限り夫婦が幸せに生きていくことは不可能です。そうでない場合は、不倫をした配偶者は小さな夫婦問題でも浮上するとまた不倫を繰り返すようになり、より巧妙な方法で不倫がばれないように努めるようになりますが、許した配偶者としては二度と不倫をしないだろうと信じようとします。

 

つまり問題が解決されるどころか夫婦問題はより悪化するだけで、この夫婦問題が悪化してまた配偶者の不倫が繰り返されると、許した配偶者は離婚をするか、極度の怒りをもつ原因となります。許しの方法によって夫婦が幸せに暮らすか、それとも不倫をした配偶者が不倫を続けるのを放置することになるのかが決まるのです。したがって不倫が発生すると決して単純に考えてはいけません。

 

夫婦問題を正確に知り、不倫の原因を見つけて問題を解決し、自分の傷と怒りを治療したあとで夫婦がともに変化の努力をしなければなりません。そうしてこそ不倫を予防でき、二度と不倫問題が発生しなくなります。

 

この過程は一人で解決するのも難しく、不倫をした配偶者とともに努力するからといってうまく解決できる問題でもありません。夫婦問題が発生すると、夫と妻は当事者であるため何をどのようにすればいいのか認識できず、お互いの主張だけが前面に出されるので話し合いもうまくいきません。

 

不倫をした配偶者が自分の不倫が発覚されたあと、謝罪をして許しを請うからといって不倫問題が解決したと考えるのは間違った問題解決方法です。

 

嘘で許しを請う場合が多いため繰り返される不倫を放置することになり、許した配偶者は繰り返される相手の不倫によってのちにより大きい傷と怒りを持つようになることを認識することが重要です。




 


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