オンライン治療は夫婦やカップルが一緒にするとより効果的です。

傷治療や心理治療の過程で、相乗効果が生まれるからです。

しかし、相手がオンライン治療を拒否や回避したり、あるいは強要されて仕方なく渋々オンライン治療をするなら、一人でまず先にオンライン治療を行う方が良いです。自分が先に傷治療と心理治療をして、幸福能力を身につけた後、相手に治療の機会を与えたほうが良いです。

しかし、相手が自分の過ちに気付き、反省して、傷や心理を治療して幸福に生きようとする意志があるなら、夫婦やカップルが一緒にオンライン治療を受けるのが最も良いです。意志のない人を無理やりオンライン治療に参加させる必要はありません。

したがって、最初から相手と一緒にオンライン治療を始めようとせず、まず苦しんでいる自分から一人ででもオンライン治療を始めた方が良いです。オンライン治療を進めていく過程で、相手が自然とオンライン治療に興味を持ちはじめるので、無理に説得しようと努力する必要はありません。

傷治療や心理治療ためのオンライン治療は、夫婦やカップルが一緒に行うことが必ずしも良いとは限りません。

双方の問題、もしくは相手の問題によって自分の心理的な苦痛や困難が発生すると、多くの方が相手も一緒にオンライン治療を行うべきだと考えます。しかし、相手がオンライン治療を拒んだり避けたりするから、一人ではオンライン治療を開始できずに、悩んで躊躇うことになります。

傷の苦痛が大きい場合は、とにかく自分自身からオンライン治療を始めるべきです。相手がオンライン治療をするか否かより重要なのは自分自身の治療です。

ところが、ほとんどの人がオンライン治療をするときは、必ず相手も一緒にしなければならないと考えます。これは相手が自分に心理的苦痛や困難を与えたと認識しているからです。

このような方は、オンライン治療を始めたいと思っていても、相手は応じてくれそうにないので、オンライン治療について言い出すこともできずにずるずると先延ばしにして時間だけを費やします。そうするとストレスや傷がどんどん大きくなり、心理は悪化し、治療により多くの時間や費用、努力が要される結果になります。

オンライン治療は、苦痛や困難を感じている自分自身から始めることが重要です。自分を治療してから相手のオンライン治療を考えても遅くありません。

傷治療や心理治療を希望する場合は、自分がまずオンライン治療を始めて、心理的原因を正確に知り、自尊感情を回復して傷を治療し、心理を治療した後で相手にオンライン治療を勧めても遅くはありません。