もし自分の子供が不倫問題で苦しんでいるならみなさんは何と話しますか。
自分の息子や娘が不倫をする場合もありますが、嫁よめや婿が不倫をする場合もあります。このように子供に不倫問題が発生すると、何と話してあげれば良いのか考えたことがありますか。
自分が不倫や外傷トラウマを経験したときに、両親や義理の両親に話すと、何と答えるのでしょうか。多くは方法がありません。時間が解決してくれる、少し堪えればいい、待てば戻ってくるなどの話しか言ってあげられることがないのです。不倫の本質を知らないから何も言えないのです。
カウンセラーや専門家たちの多くの人たちが不倫に関して多くの話をしていますが、いざ自分の子供に不倫問題が発生したときはどのように話すのでしょうか。他の人にアドバイスしていたように、訴訟を起すように、性を学ぶようにと勧めることができるのでしょうか。皆さんも今自分がしている対処方法や解決方法を、不倫問題で苦しんでいる自分の子供に勧めることができるのか一度考えてみてください。
人生を生きていると何が起るか分かりませんが、不倫が発生したなら、表に現れる問題を解決しようとするより先に、不倫の本質について知らなければなりません。しかしほとんどの人は表の問題だけを考えるので、私たちの周りでよく言われる話が事実でないにも関わらず、事実になりつつあります。
不倫の原因は心理障害です。心理障害によって問題が発生したのですが、心理障害は抜きにして発生した問題だけを扱っています。根本である心理障害に目を向けようとはしません。
不倫によって相手配偶者には外傷トラウマが発生して、その外傷トラウマ抱えた人が不倫の問題を解決または対処しようとしています。そして、根本にある心理障害や外傷トラウマを治療することは誰も考えていません。
自分の子供に不倫問題が発生したなら、一人は心理障害であり、もう一人は外傷トラウマが発生しています。このときに心理障害を治療すると問題はなくなり、外傷トラウマを治療するとその後で解決や対処の方法は何を選んでも構いません。つまり心理障害と外傷トラウマをどのように治療するのかを先に考えなければならないのです。
しかし、現状は心理障害によって現れる切りのない問題だけに焦点を当て解決しようとしています。そして問題一つ一つを解決することを治療と言っています。対処をしながら治療と言っていますが、これは治療ではありません。
正確に治療がされて、本質が分かると、自分の子供が不倫問題で苦しんでいるときに、問題に対処をするのではなく、まず自分を治療するようにと言ってあげることができます。すると少なくとも子供の時間、費用、努力を浪費することはありません。
本質を正確に知るということは、自分の人生はもちろん、子供の人生にも大きな影響を与えるということをご参考ください。
